最後の清流・四万十川うまいものツアー(1日目:四万十本流下り)
2005年10月7日(金)夜〜10日(月)


  レポーター:漂流者ジョン=麻ん次郎


最後の清流・四万十川。この川にいつも感じることはその豊かな生命力です。
ただきれいなだけじゃなく・・・色が濃いというか・・うまく表現できませんが、とにかく毎回四万十の持つパワーをカラダ全体で感じます。

ペンギーノでは、毎年この季節に四万十を訪れます。なんといってもこの時期は食べ物がうまい!

高知といえば、代表的なものはカツオのたたきですよね。もちろん食べますよー。
しかもペンギーノツアーで食べるカツオのたたきはお店では食べられないのです!
僕が今まで食べたカツオの中でもっともウマい!

僕はツアー以外でも四万十に行きますが、
あえてこのツアーに参加する理由のひとつは、間違いなくこのカツオです。

カヤック関係ないですけどね・・・。それもアリでしょう!





四万十ツアーは平日の夜出発して、日付の変わる0時頃のフェリーに乗って、空が白んできた頃に到着します。
正直、強行軍であります。 でも、少しでも長く四万十を満喫したい!と思うとつらくない!

フェリーに乗っている時間は3時間ほど。この隙にしっかり睡眠を取っておきたいところですが、
フェリーに乗るとつい旅気分が高揚して、ビールとかも入ったりして、なかなか素直に眠れません・・。




そしてペンギーノはてげてげなので、四国に着いてからたまに道に迷ったりもします(笑)。
ほとんどみんな、寝ていますけど・・ 。
でもスムーズに行き過ぎても面白くないですよねえ。旅は多少のトラブルがあったほうが。

そんなこんなで、着きました!
四万十の代名詞・沈下橋。これを見ると、四万十来たなあ〜と実感。
霧がすごいです。

眠い目をこすりながらテントを設営して、
もう少し日が昇るまで寝ます。
寝不足で酔ったりしたら、元も子もありませんもんねえ。
コースの下見中にパチリ。
今回のメンバーです。
江川崎の駐車場です。
実は今回のツアーの前に、四万十は大増水しました。
この駐車場は、通常水位より15mは高い位置にあると思うのですが、
いつものアスファルトが泥まみれ・・・ここだけではなく、あちこちに
増水の爪跡が確認できました。
自然は恐ろしいですね・・・カヤックをやっていて一番感じる自然の怖さ・大きさ・優しさ。




下見も終わって、いよいよ出艇準備に取り掛かります。
初川下りの人がほとんどで、みなさんどことなく緊張・・・
今回下るのは四万十川の中流域です。
奥半家の沈下橋〜長生の沈下橋まで。
江川崎よりも上流ですが、いわゆる激流はほとんどありません。
まったりツーリングも楽しめ、アドレナリンも出せる、程よいコース。

とはいえ天然の岩がごろごろしていますから、ケガの可能性はゼロでは
ありません。 ひっくりかえったときの流され方は重要です。
川の流れの説明と、実際ひっくりかえった後の流される練習を最初に
行います。これだけで結構違います(経験あり)。
みんな真剣です。




さあ出艇です!
四万十はどんな川でしょうか・・・!


しばらくはゆったりですよー。のんびりのんびり。


あ!



来ました本日のハイライト。茶壷の瀬です。

じっくり下見をば。増水の影響か、かなり流れが変わっていました。
僕は一足お先に失礼して、カメラを構えます。だれかひっくりかえるかな・・・ムフフ
その前にMr.Pのお手本を。えっ意外と落ち込みがある・・・!みんなドキドキしてきました。

さあいよいよ、みんなの出番ですよー!
よっしゃー突破!
まったく問題なし!
ひえー怖っ!でも大丈夫!
とにかく楽しそう・・・!ヤー!
こちらも、楽しそう!!
つられてニコニコ。ワホーイ!
あっ!!!!ギャー!

まあ、カヤックに沈はつきものですからね!
みんなケガなく無事突破です。イエーイ!



その後ものんびりドキドキで無事ゴール!
みんなで食事の用意をします。

いやあ遊んだあとのメシはうまい!
沈した後ももちろんうまい!!







そうして四万十本流の川下りは無事終了!
夜はこちらも油断できない、うまいもん食います!
そして地元のオニイの家におじゃまします。正直これがメインのようなもの。
さあなにが、だれが出てくるかな?

つづく・・・